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小説でも書こっかなって

1 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 20:57:31.34 ID:N9mvzebd0
小説はあまり読まない
読んでも芥川全集と太宰治の人間失格とか
文才は無い方
書き溜めしてない
公開オナニーのように書いていきます

2 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:02:15.38 ID:N9mvzebd0
暑い。
夏休みの面影と思わしきその中を疑問も抱かず歩いていく。
女の子の姿が脳裏を過った。

―――――――――――――――――――――――――…。

暑い。
天井がぼやけた。
一人暮らしにも漸く慣れたようで、長期休暇にも関わらず律儀に目を覚ました。
「暑い。」
誰に言うでもなく呟いた。

3 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:08:49.07 ID:47uUV69z i
見てるよ

4 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:10:03.38 ID:N9mvzebd0
日本は―奇妙だが、例年と言わざるを得ない―例年のごとく異常気象に見舞われたらしく、ベッドがぐっしょりと濡れていた。
幼稚園の頃、なかなかおむつが取れず苦労したのを思い出し、一人苦笑する。
が、笑ってもいられない。資金難から泣く泣く実家の物を再利用したエアコンが遂に力尽きたのだ。
「…暑い。」
今日になってかれこれ7時間ほど経つが、暑いしか口にしていないとはどうかと思う。
取り敢えず風呂にでも入ろう。ベッドもエアコンも後回しだ。

5 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:10:35.79 ID:N9mvzebd0
>>3
ありがとう

6 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:15:42.77 ID:N9mvzebd0
いつ以来だろうか、水風呂が気持ちいい。
髪から冷水が滴る。実家の雨漏りを思い出した。
…やけに故郷が懐かしい。これが噂に聞くホームシックなのだろうか。
そんな事を考えながら、サウナと化した自室でどう生きていくかを模索する。
いっそ、今年は帰省してやろうか。半ばやけくそではあったが、案外妙案にも思えた。

7 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:17:05.85 ID:bkTGjovB0
どんどん書いてけー

8 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:25:29.76 ID:N9mvzebd0
ベッドを干すなどという重労働は、暑さで蕩けた現代人には到底不可能なわけで、打開策(妥協策?)ということでドライヤーに頼る。
しかしというかやはりというか、ドライヤーには限界がある。
一旦休憩しようと、ドライヤーをTurboからOffに切り替えた時、今まで気付いていなかったであろう着信音が耳を突く。
母からだ。

9 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:36:26.29 ID:N9mvzebd0
内容は完結。「休みなら顔を出せ」。
風呂場で思いついた対して面白くもないジョークは、しかし現実となったわけだ。
そんなこんなで、エアコンの亡骸を処分し、今にも自然発火しそうな部屋を後にするのだった。
帰ってくるころにはベッドが見事に塩を精製しているだろう。考えたくもない。

電車に揺られる。心地よい。
この動きを完全に再現することが出来れば、企業は先十年安泰であろう。
駄目だ。今日はジョークにキレがない。
そんなくだらない事を考えながら、体が椅子に沈んでいくのに身を任せた―…。

10 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:45:53.62 ID:N9mvzebd0

暑い。天井がぼやけ…!
額に何かが落ちる。雨漏りだ。
今日から晴れて夏休みだ。朝食もそこそこに家を飛び出る。
朗らかに笑う老夫婦に半分叫ぶように挨拶をし、走り去る。
川か、山か。否、両方だ。畦道を全力疾走しながら風を一身に受ける。涼しい。
駄菓子屋の婆さんに十円を渡し、アイスを受け取る。
走る。走る。気持ちいい。楽しい。
深い緑が眼前に迫る。今日はこの山だ。

11 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 21:53:12.11 ID:N9mvzebd0
………!
…。
首に軽い衝撃。どうやら電車が上下したらしい。
随分と深く眠っていたようだ。涎を拭いながら次の停車駅を確認する。
幸運というか、虫の知らせというか。降車駅目前で目を覚ましたようだ。
酷く懐かしい夢を見た、気がした。

12 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 22:00:12.84 ID:N9mvzebd0
寝ぼけて固まった体を無理やり起こし、駅に降りる。
無人駅なのは知っていたが、流石にここまで荒廃が進んでいるとは思わなかった。人間、一年も環境が違えばアウェーなのだ。
「まるで異世界にでも来たみたいだ…。」
自分の故郷に対して失礼なことを呟きながら、改札を出る。
はああ。何の気なしにため息を漏らす。いくら緑に囲まれていても、現代の文明には敵わない。何より、この土地の広大さと自分の家までの距離くらいは覚えている。
ああ、電車が恋しい。

13 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 22:08:35.44 ID:N9mvzebd0
暑さに悶えながら、きょろきょろと辺りを見回しつつとぼとぼ歩く。完全な不審者だ。
一年ぶりとは言えど、去年は殆ど勉強漬けで家から出ていない。高校も通信制であったため殆ど2年ぶりと言っていいだろう。
見知った顔が見当たらない。みな召されてしまったのだろうか。
などとまたもや失礼な事を考えていると、小柄な女性が千切れんばかりに手を
振っている。遠くよく見えないが母であろう。
親とは、子と1年ぶりの再会というだけでこうも喜ばしいものなのだろうか。

14 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 22:18:35.74 ID:N9mvzebd0
1年ぶりの我が家だ。何か思うことがあるかと思っていたが、
「暑い。」
その一言に尽きた。

居間に着くなり母から様々な質問―いや、尋問の方が近い―を受けた。
が、3回に1回恋人関連の質問をしてくるので、いよいよ痴呆かと茶化すと、割と真面目に怒られた。
母なりに心配してくれているらしい。
余計なお節介だが、有難く聞いておくことにした。
今ここで母に機嫌を損ねられると、今年の長期休暇は自給自足になりかねないからだ。

15 :名も無きクリエイター:2015/01/20(火) 22:28:38.13 ID:N9mvzebd0
改めて辺りを散策する。
当たり前だが、学校は―廃校にはなるものの、土地なら腐るほどあるので取り壊されてはいないが―潰れていた。
もしかすると霊の類が住み着いているではと思ったが、小鳥と兎の遊び場になっていた。
畦道が狭い。成長を実感するとともに、寂しさが過る。
ぼーっと歩いていると、足を踏み外した。左足が泥と一体化した。
…何か思い出しそうになったが、このままでは下半身が美味しいお米の一部となってしまうため、急いで引き抜いた。

16 :>>1:2015/01/20(火) 22:31:04.68 ID:N9mvzebd0
今日はもう疲れたので中断します
文章に変な所があったら言っていただけると幸いです

17 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/20(火) 22:32:00.78 ID:N9mvzebd0
コテつけれたっけ

18 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/20(火) 22:32:35.44 ID:N9mvzebd0
行けたわ
明日からはこれで行きます。

19 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 00:11:56.82 ID:FNmauBTl0
再開
今日は眠いし早い段階で力尽きると思う

20 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 00:21:51.90 ID:FNmauBTl0
一定のリズムで左足を不快感が襲う。
湿った感触から、泥が渇き布が引きつる感覚へ変わり始めた頃、目の前には既に深緑が迫っていた。
懐かしい。1年前までこっちに住んではいたが、山などもう何年も来ていなかったので、まるでタイムスリップしたかのような感覚に襲われた。
「この木…」
よく登っていた木だ。ここに座っていたのか、と枝に手をかけた。
ボクッっという怪音と共に折れた。
「……。」
腐っていたのだろう。幾らなんでもそこまで太ってはいない。

21 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 00:41:13.70 ID:FNmauBTl0
烏が鳴いた。
気付くと夕方になっていたらしく、辺り一面が橙色で塗りつぶされていた。
思えば朝飯すら摂っておらず、既に胃が白旗を揚げているようだった。
取り敢えず、猫と戯れるのを辞めて帰路につく。


適当に歩くと、ここに来た時には使わなかった裏門に着いた。
記憶として忘れていても脳は本能的に覚えているのだと実感した。
通常なら空腹に勝るものなど何もなく、一目散に家へ入る。
…のだが、この時ばかりは違った。
『蔵』。
異様なまでの存在感を放つそれは。
しかし無言で佇んでいるのだった。

22 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 00:52:45.18 ID:FNmauBTl0
夕食後、母に蔵の事を尋ねてみた。
爺さん―俺が小二の時に亡くなった―は使っていたようだが、今は誰も使っていないらしい。
色々問い詰めたがこれと言った情報はなく、あの存在感についての明確な理由は見当たらなかった。


…。
「……ご」
五右衛門風呂。
嘘だろう。何かのドッキリなんじゃないかと絶句していると、母が戸を勢いよく引いた。
どうやら昔風呂場だったところとは別に風呂を作ったらしい。水を汲みに行く前でよかった。

23 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 00:53:50.08 ID:FNmauBTl0
ああもう眠いきんモザ終わったし中断

24 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 23:09:11.62 ID:FNmauBTl0
再開
罵倒でもいいからなんか言ってくれない
心折れそうぞな

25 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 23:22:29.29 ID:FNmauBTl0
風呂に浸かりながら今日あった事を思い返す。五右衛門風呂時代からの日課だ。
エアコン。どうしたものか…モデルガンを買おうと思っていた金を使うか?いやでもなあ…
ベッド。塩を吹きすぎて純白のベッドになっていないだろうか…どちらにせよほいほい捨てられるほどの資金はないしな…
降り立った異世界。異世界とは言ったが幻想的とはほど遠かったな…これからの日本はどうなっていくのだろうか…
母校。廃校になっていたが立ち入り禁止の立札らしいものはなかったな…明日行ってみるか

様々な風景が脳裏を駆け巡ってゆく。しかし、その景色とはまるで保存場所が違うかのように、常に浮かんでくる景色がある。
蔵だ。
なぜだかはわからない。ただの物置だ。一昨年まではよく見ていた。なぜ今になってこんなにも気になるのだろうか…わからない。
意識が薄れていくのにも気付かないなか。
右手を握られている感覚だけが、少し強くなったように思えた。

26 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/22(木) 23:36:11.97 ID:FNmauBTl0

………?
目が、開かない?
いや、瞼が重い。
ついでに何か乗っている?
「あっ…かあさん?かーさーん」
誰だ…?
「ん゛ぁふ…」
思考をそのまま言葉にしようとしたが、口から出たのは何とも情けない吐息だけだった。
瞼の上の異物が取り除かれる。
「おーい。兄ちゃん?生きてますかー」
死んでいたらどう対処するつもりだと心の中で呟きながら、ゆっくりと身を起こす。
弟のユキだ。
ユキによると、どうやら風呂で逆上せていたらしい。
「いや、様子見てきてて言われて行ったら意味不明なことぶつぶつ言っててびびったわ。結局何言ってるかわかんないし」
ちょっと待て。
「何分くらい解読しようとしたんだ」
「4〜5分?」
鬼か。

27 :名も無きクリエイター:2015/01/22(木) 23:43:43.02 ID:47uUV69z i
可愛い

28 :名も無きクリエイター:2015/01/24(土) 18:44:19.15 ID:lImSsHMa0
もう終わりかい?

29 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/01/24(土) 20:02:53.18 ID:1JM1PYhK0
ふぇぇ…ちゅかれたのぉ…
りびどーが滾らないのぉ…

30 :名も無きクリエイター:2015/02/18(水) 01:05:02.26 ID:jL+1uGGp0
諦めんなよ!

31 :名も無きクリエイター:2015/02/28(土) 22:58:53.48 ID:btXlhIFF0
「あ゛ア”」
脱水した体に酒が浸みる
「おっさんくせえ」
「ふざけんな」
まだ20になったばかりの好青年を捕まえて何をぬかしてやがる
一口飲ませろとせがむ不良を無視して、縁側で酔いを醒まそうと立ち上がる。
!?
強く後ろに引っ張られる。
勢い余って尻餅をつくと、赤ら顔の母が無駄に不敵な笑みを浮かべていた
「どこに行く気だァ」
「縁側」
「んなもん許さねェ…飲め…飲め…」
駄目だこの女。何かに憑りつかれてやがる

32 :酉忘れてた>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/02/28(土) 23:19:23.14 ID:btXlhIFF0
結局そのあと数時間飲まされ、挙句弟にも酒を注ぎだしたので強制終了。
弟を自室に追いやってから、蔵の事について聞いてみた。
「蔵ァ?…よく遊んでたしあんたのが知ってんじゃないの?」
よく遊んでいた…?そんな記憶はないが大学の忙しさに圧倒され忘れているのだろう
「それよりあんたァ、いい女の子…」
またか…うんざりしていると電話が鳴った。好機とみて逃げ出す。
先輩から海に行こうという誘いだった。正直面倒臭い。暑い。
丁重にお断りして戻ると、見事にぶっ倒れて寝ていた。
よく結婚できたなと呆れつつ担ぎ上げる。
「ん…ょ…」
よ?
どうやら寝言らしい。朝になったらおちょくってやろうと耳を澄ます。
「よくきたねえ…ほら、ゆきちゃんのすきなすいか…」
数分かけてやっと聞き取れたが、違和感。
ユキ、とは弟だろう。だが、よくきたね…?
きたね、とは来たねであろう。だがユキが養子とかそういうことはまずないだろう。
父は生まれた瞬間に立ち会ってるし、自分自身も幼かったが生まれてすぐのユキを見ている。
では、来たねとは一体…?

そこまで考えて、我に返った。
酔いどれの寝言だ。深く考える事もないか…。

33 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/02/28(土) 23:30:03.40 ID:btXlhIFF0
――――――…
「はやくこいよー!」
「まてってー!!」
「まってー!まってってばー!」
「なあユキ、これなんだろうな」
「はあ…はあ…さあ?わかんね」
「おばちゃんたちが…はあ…『くら』っていってた…気が…はああ」
「へー」
「…」
「…」
「…はいってみよう」
「ええ!?」
「だいじょうぶだって!」
「ほんとかな…おばちゃんにおこられない?」
「へーきへーき!」
―――――――――…。

34 :名も無きクリエイター:2015/02/28(土) 23:38:07.35 ID:6k6qmz3v0
見てるよ

35 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:02:13.12 ID:s795ZbH90

暑い。天井…ッ!!!
「冷たあああ!!?」
数時間同じ体勢で静止し凝り固まった体が一気に目を覚ます。
「っくっくふふふっくくくく」
ユキだ…。
手にやたら口のでかい坊主頭が宣伝をしている有名な氷菓を持って笑いを噛み殺している。が、俺の間抜け面を見て耐え切れなかったらしい。大声で笑い始めた。
ムカついたが怒る気にもならず、氷菓を半分以上齧り取って顔を洗いに行く。
後ろからユキの悲鳴と怒声が聞こえたが、こめかみが痛くてそれどころではない。
不思議な夢をみたなあ。しみじみ思い出そうとする。
俺はユキらしき何かと会話していたが、それは音ではなく、概念のような、文字のような感覚だった。
まあ、夢なんてこんなものだろう。普段なら、ここまでだ。
問題は、見ていた風景。
殆どが白い靄で、蔵だけがぼんやり見えるような、変な景色だった。
『蔵』。なんなんだ?一体…
いい加減苛立ちが募る。なんだって俺は、蔵をこんなにも意識するのだろうか。
「行くしかない、よなあ…」
誰に言うでもなく。強いて言うなら自分の中にある蔵への好奇心に呟いた。

36 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:14:45.18 ID:s795ZbH90
当たり前ではあるが、蔵は昨日のままだった。
だが、昨日感じた存在感は薄れ、惹きつけられる様な感覚があった。
鍵を借り、中へ踏み入る。
爺さんが何か心残りがあり俺に伝えてきている、なんてオカルトチックな妄想もしたが、それならユキに頼むだろうという結論に至り、さほど恐怖心もなかった。入るまでは。
強烈な違和感。と共に、泣き出しそうなくらいの懐かしさが込み上げる。
怖い。いや、蔵は怖くない。心地いい。だが、自分の中の「常識」とか「経験」だとかが全力で心地よさに慄き、拒絶している。そんな感じ。
ふらふらと後ずさって、へたり込む。
「あ…」
泣いていた。悲しい、と言うより。

『蔵』に貰い泣きしたような感覚だった。

37 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:21:30.74 ID:s795ZbH90
数分後、我に返る。
なんだったんだ、一体…。
既に乾いた涙を拭い、決心して蔵へ入る。
このまま帰ってはいけない気がした。

埃臭い。だが、懐かしい気もする。
懐中電灯で照らすと、小学校の社会の教科書に出てきそうな農機具が結構な数あった。
その間を縫うように奥へ。行くというか、引っ張られている感覚。
右に曲がり、足元を照らすと
《きょうしたこと》
と下手な字で書かれた学習帳があった。
痛い。頭が痛い。なのにそれを読みたくて仕方がない。
溜らずしゃがみこみ、学習帳を開く。

38 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:31:48.93 ID:s795ZbH90
○がつ○にち
きょう、ここを、みつけました。
きょうから、さんにんの、ひみつきちにします。

○がつ△にち
きょうは、やまに、いきました。
せみを、にひきと、ユキが、みやまを、いちひき、つかまえました。
すいかを、たべました。

○がつ×にち
きょうは、あめなので、いえですいかを、たべました。
ユキが、すいかがすきなので、ふたつもたべました。
ぼくたちは、わらいました。


日記…?破れたり掠れたりで数ページ分は読めないが、
ユキと書かれているので、これは俺とユキと…
「さんにん」?
痛い。頭が痛い。目を瞑り、ぐっと抑えてから、学習帳に目を落とす。
その瞬間。不可思議な文が目に入った。

39 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:53:28.16 ID:s795ZbH90
○がつ□にち
きょうは、かくれんぼを、しました。
ユキがおにで、ぼくと、ゆきちゃんが、ここにかくれました。

   たかくんがおそいです。
       こわいよ


「ゆき…ちゃん…?」
眩暈がした。たかくんとは俺の事だ。だが、たかくんと呼ぶのは母ともう亡くなってしまった祖母、近所のご婦人しかいなかったはずだ。
では、ユキが鬼として俺を探しているとして。
共に身を潜めた「ゆきちゃん」は。
一体。誰。なぜ。わすれ…
思考が断続的になってきた。その場に崩れこむ。
と同時に、深淵に封じ込めていた記憶が呼び起される。


40 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:53:46.27 ID:s795ZbH90
近所に住んでいた「ゆきちゃん」。
俺の三つしたで、ユキの同級生だ。
よく三人で辺りを遊びまわっていた。
ある日、かくれんぼをしていた時、なかなか探しに来ないユキに痺れを切らし
「すこし見てくる」と言って蔵を出た。
その時丁度ユキに見つかり、焦った俺は「タッチしなきゃ無駄だもんね!」
と子供特有のいい加減さを発揮し走って逃げたのだ。
その後雷が轟き、泣くユキを引き連れ家に帰ったのだ。

あの時、「ゆきちゃん」は?
その後、ゆきちゃんについて何か聞かれた。子供だった俺は怖くて何も言えなかった。

そうか、俺は。
ゆきちゃんを、見殺しに…
薄れゆく意識の中思い出されたのは、
三人で畦道を横一列で歩き、泥にはまった左足。
いつも俺の右手を握っていたゆきちゃん。
暗い蔵の中で、引きつった笑いをしながら、「はやくもどってきてね」と言ったゆきちゃん。
ごめんね。ごめん。ゆきちゃん。ごめん…
『たかくん、きょうはどこいこっか?』
ゆきちゃんは、無邪気に笑った。

41 :>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 00:55:39.60 ID:s795ZbH90
一気に書き終えたわー
まあ思い付きで始めた割には完走できたし自分では満足いってます
ここまで見てくれた糞野郎どもに圧倒的感謝を。では

42 :名も無きクリエイター:2015/03/01(日) 02:35:29.70 ID:D77u77mS0
あ、後味が…夜に読むんじゃなかった乙

43 :名も無きクリエイター:2015/03/01(日) 04:17:17.16 ID:s795ZbH90
暇なんで自分語り
まずなんで思いついたかなんだけど
取り敢えず主人公を幼女の祟りによって害したかったのね
最初は一生一緒だね…みたいなヤンデレor主人公も愛を受け入れて二人で幸せなキスをして終了を妄想してたんだけどなんか筆が進まなくて無邪気な殺意にした
んで最初ヤンデレから入ったもんだからやっぱり監禁と言えば暗所でしょ!→蔵
ユキに関しては思い付きです。最初妹にしようと思ったんだけど思考がおふざけラブコメになりそうだったんで弟に。まさか記憶の彼方の幼女「ゆきちゃん」に繋がるとは思ってなかった
あと、主人公の寝言もユキちゃん関連の事言わせよう(弟に証言させよう)と思ってて忘れてました。学校とかも伏線用に出したのに兎と小鳥が可愛いだけだった

44 :名も無きクリエイター:2015/03/01(日) 04:20:43.03 ID:s795ZbH90
あと、夢の中の会話なんだけど

たか「はやくこいよー!」
ユキ「まてってー!!」
ゆき「まってー!まってってばー!」
たか「なあユキ、これなんだろうな」
ユキ「はあ…はあ…さあ?わかんね」
ゆき「おばちゃんたちが…はあ…『くら』っていってた…気が…はああ」
たか「へー」
ユキ「…」
ゆき「…」
たか「…はいってみよう」
ユキ「ええ!?」
たか「だいじょうぶだって!」
ゆき「ほんとかな…おばちゃんにおこられない?」
たか「へーきへーき!」


っていう設定を前提に書いてて
勘のいい人が違和感を覚えてくれたら嬉しいなっていう感じです
ごめん酔ってるから相当気持ち悪い自分語りになってると思う寝ます

45 :またまた酉を忘れた>>1 ◆N.0LLnGpvVAdw :2015/03/01(日) 04:26:40.58 ID:s795ZbH90
最後にこれだけ言わせて

おかんはそこそこ美人でサバサバ系
また書くかもしれないからその時はよろしく
エロ要素無くてごめん
ラスト急ぎ足だったのもすまん。正直疲れた
だけどやっぱり完走できたのは気持ちいいな
いい感じで終われたと思ってるし、
すごい達成感がある
きたない長文にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

じゃあな!

46 :名も無きクリエイター:2015/03/01(日) 11:33:44.82 ID:8TbZwKlr0
お疲れ様です
少しずつ読んでるよ

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