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夏に備えて今から怖い話作ろう

19 :改変ご自由に:2015/03/27(金) 00:39:32.27 ID:TmmwJHX10
>>18
ある夏の出来事。
大学のサークルで仲のいい俺、友、友の彼女のA、後輩の女の子Bの四人で百物語をしようということになった。
なんでも過去に事件があり、そのことを公にせずそのまま営業している旅館を友が見つけ、Bと意気投合したらしい。
運転席に俺、助手席に友。後部座席にAとBを乗せ、長い山道を抜けると、古びた旅館が見えてきた。
チェックインを済ませ、旅館の一室で四人で蝋燭を囲み、百物語が始まった。
Aは怖がりなようで4〜5話目でもう震えている。反対にBは平気な様子であった。
百物語は滞りなく進み、もう何巡目かの俺の番だ。が、そろそろ話すネタも尽きてきた。
ヤケクソだ。今思いついた怪談を披露してやろう。
「ある旅館の一室でフラれた女がそこから投身し、それでも死ねず持っていたライターで彼の車と共に焼身自殺をし、それ以来彼に憑りついている」―――。
そんなチープな怪談だった。
友、Aはまるで息抜きでもできたような顔をしていたが、Bは舞台が旅館という事もあってか随分と怯えていて、少し可愛らしかった。
それからも百物語は滞りなく続き、東の空が少し明るんだ頃、遂に百話目が終わる。
フッ、と友が蝋燭を吹き消す。部屋が静寂で満たされる。が、特に怪奇現象が起こるでもなく、四人ともなんとなく白けてしまった。
さあ帰ろう、とチェックアウトを済まし駐車場へ出ると、俺の車の前輪が焼けて溶け、異臭を放っていた。
愕然とし前輪付近の状態を確認していると
「さっきの、わたしと友先輩です、よね」
Bの声とが聞こえた。
何のことだと顔を上げると、そこには


そこには、体が焼けただれた女が佇んでいた。

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